加東大介(かとうだいすけ)
加東大介のプロフィール
- 誕生日
- 1911年2月18日
- 星座
- みずがめ座
- 出身地
- 東京府東京市浅草区(現・東京都台東区浅草)
俳優。宮戸座の座付き作者だった父の影響で市川莚司を名乗り歌舞伎の舞台に立つ。平行して映画にも出演し、中堅俳優の一人として知名度を上げていった。戦後は映画俳優として活躍し、黒澤明や成瀬巳喜男、小津安二郎ら監督作品に常連俳優として出演。1956年、映画『鬼火』の主演がきっかけで千葉泰樹監督が『大番』の主人公・株屋のギューちゃん役に抜擢。映画は大ヒットし、同役のあだ名は加東の代名詞となった。
加東大介のドラマ出演作
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勝海舟(1974年)出演子母沢寛の同名小説を原作に、幕末から維新にかけての時代に、佐幕と勤皇の対立を乗り越えて江戸を無血開城へ導いた勝海舟(渡哲也、松方弘樹)の生涯を、取り巻く人々の人間模様とともに描いた作品。勝海舟を演じていた渡が急病のために降板したため、松方が引き継ぎ代役を務めた。脚本は倉本聰と中沢昭二が手がけた。
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新・平家物語(1972年)出演主役を平清盛(仲代達矢)に、平家一門が政権を獲得し、栄華の時代を経て、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れるまでの盛者必衰の運命を描いた一大叙事詩。大河ドラマ第10作目を記念し、過去の作品に出演した豪華なキャストが揃い、スタジオに組まれた大がかりなセットと共に話題となった。吉川英治の同名小説が原作。
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樅ノ木は残った(1970年)出演江戸時代前期に起きた伊達騒動を題材にした山本周五郎の同名小説を原作に、この騒動から伊達の安泰を図った仙台藩の家老・原田甲斐(平幹二朗)の生涯を描いた作品。戦争のない時代でも争いを求める人間の性が描かれている。大河ドラマ「太閤記」と同じく、脚本・茂木草介、演出・吉田直哉のコンビが担当した。
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鬼平犯科帳’69(松本幸四郎主演)(1969年)出演