山下与志一のドラマ出演作

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    あかつき(1963年)脚本武者小路実篤原作の家族ものの小説を一つの作品にまとめた連続テレビ小説。大学教授の職を捨てて、画業に打ち込む佐田正之助(佐分利信)と、彼を見守る妻(荒木道子)、息子、娘たちの愛情と信頼に満ちた家族像を通して、日本人の生き方を鮮やかに描いた。武者小路実篤自身がカメオ出演したことでも有名。
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    あしたの風(1962年)脚本壺井栄の短編「風」「右文覚え書」「母のない子と子のない母と」「あしたの風」「雑居家族」などを脚本家・山下与志一が再構成し、一つの長編に仕立てあげた作品。舞台は瀬戸内海の小豆島。美しい瀬戸の海をバックに、渡辺富美子が演じる安江を通して、夫・文吉(増田順司)ら、人々の愛と善意を描く。
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    娘と私(1961年)脚本「連続テレビ小説」の記念すべき第1作目。獅子文六による自伝小説が原作で、既に1958年にはラジオドラマ化もされている。舞台は昭和初期から戦後。フランス人の妻が亡くなったあと、再婚した妻(加藤道子)と共に、一人娘の麻里(村田貞枝)が結婚するまでの成長を見守る「私」(北沢彪)の物語。
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