吉田たかよし(よしだたかよし)
吉田たかよしのプロフィール
- 誕生日
- 1964年7月3日
- 星座
- かに座
- 出身地
- 京都府
- 血液型
- O型
主な出演最新作
- 2020年
- かまいたちの机上の空論城出演回
- 2017年
- 潜在能力テスト出演回
- 2015年
- 全力!脱力タイムズ出演回
- 2012年
- 特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル出演回
- 2011年
- 上沼・高田のクギズケ!出演回
吉田たかよしのSNS
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記憶力が高まる勉強場所?脳の海馬が刺激を受ける!【受験専門の心療内科】
受験ストレス性記憶障害(Memory Impairment)勉強しても記憶に残らない、暗記しても数日で忘れるう受験生は…
アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし
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親の先生批判は子どもの脳に危険?心を歪め成績を下げる心理要因にも!【受験専門の心療内科】
受験の心療内科 親の先生批判は受験生の成績を下げる! 親が子どもに対して、学校や塾の先生を批判したり悪口を言ったりす…
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猫背で成績が下がる!? 受験生の姿勢と扁桃体の脳医学【受験専門の心療内科】
受験の心療内科 猫背が受験の成績にも影響!? 受験生の姿勢と扁桃体の脳医学 今日のテーマは「猫背が受験の成績…
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ご褒美で勉強させる脳に正しい方法とは?心療内科医が教えるモチベーションの脳医学!
受験の心療内科 ご褒美で釣って勉強させる危険な脳への悪影響とは? ご褒美で釣って子供に勉強させると、一時的に成績…
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目標の立て方を変えると入試に合格?心療内科医が教える「遂行目標」と「熟達目標」の格差
今日のブログ【テーマの要点】 「遂行目標」と「熟達目標」の脳への効果受験目標は「遂行目標」と「熟達目標」に分かれ、合否…
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親の励ましで成績が上がる子と下がる子!違いは目元で見極める!【受験専門の心療内科】
受験の心療内科 受験生への親の励ましは脳に危険脳医学的に正しい声のかけ方 「頑張れ!」と親に言われて「受験うつ」…
アメブロ 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし
受験ストレス性記憶障害(Memory Impairment)勉強しても記憶に残らない、暗記しても数日で忘れるう受験生は、「ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」です。 受験勉強のストレスでコルチゾールが増加し、海馬の神経細胞にダメージを与えるため、記憶力が低下します。志望校に合格するための最新医学をご紹介します。www.akamon-clinic.com 受験の心療内科 海馬の作用で記憶力が高まる!ノマド勉強法の脳医学 今日のテーマは、自分が今どこにいるのか、その場所によって働きが変わることが解明された脳の海馬という部分の性質を応用して、受験勉強に不可欠な記憶力を簡単にアップさせられる・・・という脳医学の研究を応用した勉強テクニックのご紹介です。脳医学の研究で、新鮮に感じる場所に行くと、脳の海馬は一時的に興奮状態になり、記憶力が増強される性質を持っているという仕組みが解明されました。この脳が持つ性質は、受験勉強にも大いに活用できます。 それがノマド(遊牧民)のように勉強場所を変えて暗記をする「ノマド勉強法」です。 どうして「ノマド勉強法」は効率よく覚えられるのか? どうして覚えたことをいつまでも忘れないのか? 受験生を専門に診療する心療内科医として経験と専門知識をもとに、「ノマド勉強法」の極意を伝授しましょう! 脳の海馬は新鮮な場所で記憶力を上げる! 脳の海馬が記憶力を高める効果は、どなたも、今、この瞬間に実感できます。 思い出してください。あなたは、小学校の修学旅行で、どこに行き、どんな体験をしましたか?意外と覚えているのではないでしょうか。たとえば私は、伊勢に行きました。京都の公立小学校は、だいたい伊勢でしたね。ちなみに、伊勢の小学校では、修学旅行は京都に来ていたようです。で、大事なのは、そのときのエピソードの記憶です。私は、赤福餅をノドに詰まらせたことや、夜中に枕投げをして先生に怒られたことをはっきり覚えています。あなたも、修学旅行のことは、意外と覚えているんじゃないでしょうか?まあ、楽しかったということもあるのでしょうが、初めての場所で、とっても新鮮に感じたために、脳の海馬が興奮しやすくなっていた効果もとても大きいのです。 脳医学と進化学が導き出した記憶力の法則! 海馬には、場所ニューロンという神経細胞があり、常に自分の位置を認識しています。そして、自分が今、いつもとは違う場所にいるのだと認識すると、海馬全体を興奮状態に変え、これによって記憶力を大幅に高めるのです。 こうした脳の性質は、偶然に身についたものではありません。 生きていく上で、とっても必要な能力だから、人類は進化の過程で獲得していったのです。 新たな場所は、危険かもしれないですよね。 新しい場所にいる時は、周囲の情報をしっかりと記憶し、二度と近づかないようにするのがベストです。 また、何か必要性があって近づいた場合は、危険だという記憶を思い出して警戒する必要があります。 逆に、新たな場所は、食料が取れる素晴らしい場所かもしれません。 この場合も、しっかり記憶にとどめておいて、何度も何度も訪れて、おいしい思いをしたいものです。危険の回避や食料の確保は、勉強とは無縁だと思っている人が多いでしょうが、脳科学的には間違いです。 もともと、ホモサピエンスとしては、危険の回避や食料の確保のための知識を記憶するのが、本来の勉強だったのです。 だから脳は、こうした大切な情報の記憶の効率を上げるために、海馬の構造や機能が設計されているわけです。 同じ場所でのマンネリ勉強が効率を下げる! 受験勉強は、本来はこうした用途である脳の機能を、いわば流用するような形で行っている、脳科学的には実はイビツなタスクなのです。 こうした脳の本質を理解した上で、脳の性質に合わせた勉強方法を選択しないと、効率は上がりません。にもかかわらず、多くの受験生は、いつも同じ場所で勉強することになっているでしょう。これが、脳をマンネリ化させ、海馬を休止させてしまっているのです。 だから、頑張って長時間にわたって勉強しているのに、その割にはたいして覚えられていないわけです。 ご自宅の中でできる「ノマド勉強法」とは?続きをみる
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受験の心療内科 親の先生批判は受験生の成績を下げる! 親が子どもに対して、学校や塾の先生を批判したり悪口を言ったりするのは、とっても危険です。子どもの成績を下げる要因となってしまいますので、受験生の場合は入試の結果に悪影響を及ぼしてしまいます。 他罰的心理の落とし穴! 先生を批判すると、子供は無意識のうちに、なにか問題が起こったら他人のせいにする…という感覚が脳に刷り込まれてしまいます。その結果、「他罰的心理」と呼ばれで心理傾向が膨張して、地道に努力することができなくなってしまうのです。 さらに、こうした影響で、成績の悪化ももたらされてしまいます。 ディスチミア親和型うつ また、「他罰的心理」が脳内で暴走すると、「ディスチミア親和型うつ」と呼ばれるタイプの「受験うつ」を発症する危険があります。 「ディスチミア親和型うつ」は、マスメディアでは「新型うつ」と呼ばれているもので、勉強や仕事をしようとすると、うつ症状が出るにもかかわらず、ゲームやスマホなど、自分の好きなことなら普通に楽しめるという症状が特徴です。 親に戻ってくるブーメラン現象 もうひとつ、現実的な問題点として、親が先生の悪口を言うと、いずれ子供が親の悪口を言うようになるということです。つまり、親の悪口は、ブーメランのように、将来、親自身に跳ね返ってくるということです。 その結果、親が注意しても、子供は聞いてくれなくなります。 親の対処はどうする? こうした事態を回避するため、親は、どう対処したらいいのか?受験生を専門に診療している心療内科医としての経験を元に、アドバイスをしたいと思います。 親が先生を批判すると子供はどうなる? 子供の成績が落ちてしまった・・・。学校で子供がトラブルに巻き込まれた・・・。なにか問題が生じたときに、親から見て、「これは先生が悪い!」と感じることは少なくないでしょう。 でも、それが事実であったとしても、子供の前では、親が先生の批判や悪口を言うのは控えましょう。それが原因となって子供のメンタルがむしばまれ、心の成長に深い傷跡を残します。 子どもの心で膨張する「他罰的心理」とは? なにか問題が生じたときに、親が先生の批判や悪口を子供の前で口にすると、子供の脳には、悪いことが起きたら他人のせいにする…という思考が刷り込まれてしまいます。 失敗や不幸など、なにか良くないことが生じたときに、その原因や責任を、自分自身ではなく、他人やまわりの環境などのせいにすることを、メンタル医学では「他罰的心理」といいます。一方、自分自身のせいにすることを、「自罰的心理」といいます。 この2つは、どちらが良くて、どちらが悪いというものではありません。両者がバランスが取れていることが大事なのです。 でも、豊かな社会で育ってきた今どきの子供は、もともと「他罰的心理」が強い傾向があります。それが親による先生の批判や悪口によって、子供の脳の中で膨張してしまうのです。 「他罰的心理」がもたらす勉強のヤル気の失墜! 子供の脳の中で「他罰的心理」が膨張し、本来あるべき「自罰的心理」とのバランスを著しく損なうと、真面目に努力することができなくなってしまいます。 「成績が悪い?そんなの先生の教え方が悪いからだ!」「宿題をする気が起きない?そんなの先生が宿題を出したことが悪いからだ!」 子どもの心を悩ませるすべての問題は、「先生が悪い」という「他罰的心理」で、すべて説明がついてしまいます。つまり、心理的な葛藤は、「他罰的心理」で消し去ることができるわけです。 その結果、罪悪感を感じず勉強を放り出し、心置きなくゲームとスマホを楽しみ続けることができるわけです。 先生への悪口や批判が親自身に返ってくるブーメラン現象! さらに、本来、権威を持つはずの先生を批判することによって、心理的な葛藤が消えて快楽をむさぼり続けられることを子供の脳が覚えてしまいます。そしてそれは、やがて、矛先が親自身に向いてしまうのです。 子供が親の言うことを聞くのは、子供にとって親が権威を持っているからです。つまり、言うことを聞くという理由については、子どもの心理の中では、続きをみる
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受験の心療内科 猫背が受験の成績にも影響!? 受験生の姿勢と扁桃体の脳医学 今日のテーマは「猫背が受験の成績にも影響!? 受験生の姿勢と扁桃体の脳医学」です。 受験生のメンタル状態 今どきの受験生は心が傷つきやすく、ストレスによるダメージも溜まりやすい傾向があります。その結果、ストレス性のメンタルトラブルや受験うつの発症が増加しています。 でも、人間の心は目に見えないため、受験生自身もその周囲の人も、メンタル面の不調には気づきにくいものです。姿勢とメンタルの深い関係 ここで注目すべきなのは、受験生の体の姿勢の変化です。メンタルは体の姿勢と密接な関係にあるということが、科学的な研究で実証されています。 例えば、不安が増すと猫背になりがちで、肩をすぼめる傾向が強くなるという研究データがあります。逆に、背筋が伸びているときは、自信満々の精神状態であることが多いです。姿勢フィードバック効果( Postural Feedback)とは このような体の姿勢と感情の関係には、もう一つ、興味深い研究結果があります。不安が原因で猫背になることはもちろんありますが、逆に猫背になることで、不安が増大しやすくなったり、ネガティブな心の反応を引き起こすという現象も存在することが研究で解明されています。 この現象を「姿勢フィードバック効果( Postural Feedback)」といいます。猫背の姿勢と脳の影響 受験生は、模擬テストなどで悪い点数を取ると落ち込むことがあります。その結果、猫背になってしまうこともよくあることです。この姿勢が、さらに自信喪失を引き起こし、悪循環となってしまうのです。 さらに驚くべきは、姿勢のフィードバックが脳の認知機能にも影響を及ぼしているという研究結果も明らかになってきたことです。具体的には、猫背の姿勢が脳続きをみる
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受験の心療内科 ご褒美で釣って勉強させる危険な脳への悪影響とは? ご褒美で釣って子供に勉強させると、一時的に成績が上がる効果が生じるのは事実です。 しかし、心療内科 として私は警告します。親御様は、安易な気持ちでこの方法に飛びついてはいけません。やり方に注意しないと、長期的には、子供の脳に危険な悪影響を与えるからです。 かといって、ご褒美で勉強させることが、すべて間違いだというわけではありません。脳にとって正しい方法で行えば、成績アップやモチベーションを高めるために役立ちます。 大事なのは、子どもの脳を理解し、正しいやり方のご褒美を出して勉強さえることです。 子供にご褒美を与えることを約束して勉強させた場合、子どもの脳と心には、次の相反する2つの作用が生じることが解明されています。 ① 短期的に成績を上げる作用 ⇒ 「エンハンシング効果(Enhancing effect)」 ② 中長期的に勉強嫌いの心を植え付ける副作用 ⇒ 「アンダーマイニング効果(Undermining effect)」 いくら短期的に、目先の成績を上げることができても、長い目で見て、子どもが勉強嫌いになってしまうほうが、害悪としてははるかに大きいです。大切なのは、勉強嫌いの心を植え付ける危険な副作用を回避し、成績を上げる良い作用だけが現れる、正しいご褒美の釣り方を実践することです。 「エンハンシング効果」とは何か?「アンダーマイニング効果」とは何か?さらに、具体的には、どのようなことに注意してご褒美を出せば良いのか? 受験生の脳と心を専門に診療している心療内科医の経験と専門知識を元に、わかりやすくご紹介します。 受験うつ~どう克服し、合格をつかむか~ (光文社新書)(電子版) ご褒美で釣ると成績が上がるのは確か! ご褒美を与えるとモチベーションが上がり、熱心に取り組むことで結果も良くなるというのは事実です。 これは子供に限らず、すべての年代の人に当てはまる現象で、これを証明した数多くの実験結果が報告されています。 メンタル医学では、これは「エンハンシング効果(Enhancing effect)」と呼ばれています。 子供の勉強についても、この現象が成り立つことが実証されています。 たとえば、ハーバード大学のグループが行った実験でも、ご褒美を上げることを約束すると、勉強のモチベーションが上がり、結果的に成績も向上したというデータが出ています。これについては、親御様にとっても、ご家庭での実感に近いことだと思います。 勉強嫌いの心を植え付ける副作用とは? 目先の成績が上がるだけに、親としてはご褒美で釣りたくなる気持ちになってしまいがちですね。 でも、忘れてはならないのが、勉強嫌いの心を植え付けるという危険な副作用が潜んでいることです。 メンタル医学では、こうした効果は「アンダーマイニング効果(Undermining effect)」と呼ばれています。 大人でもこうした副作用があることがわかっていますが、脳や心が発達段階にある子どもの場合は、特に「アンダーマイニング効果」が大きいこともわかっています。 勉強嫌いの心を植え付けてしまったら、目先の成績を上げるメリットより、はるかに大きなダメージを子供の将来に与えてしまうことになります。 ご褒美で釣って勉強をさせる場合には、「アンダーマイニング効果」の副作用が出ないように工夫が求められるわけです。 そのために、まず、どうしてこのような副作用が出るのか、簡単にご説明しましょう! 内発的動機づけ vs 外発的動機づけ 人間が自分の意思で何かを行うとき、モチベーションには2種類があります。 たとえば、自分の意思で勉強をするときは、以下の2つのモチベーションが稼働します。 ①勉強するのが楽しい、あるいは勉強自体をやりたいと思う ⇒ 「内発的動機づけ(Intrinsic motivation)」 ②ご褒美が目的など、勉強以外に本当の動機がある ⇒ 「外発的動機づけ(Extrinsic motivation)」 ご褒美を目的に勉強をしていると、外発的動機づけが働き、そのときは、バラバリ勉強ができます。 しかし、同時に脳は、勉強は外発的動機づけで行うものだと学習し、内発的動機づけが消えていくのです。 簡単にいうと、勉強はご褒美を得るための単なる苦役だと脳に認識されてしまうということです。 成長期にこうした動機づけが繰り返されると、徐々に勉強嫌いの脳が形成されていくわけです。 勉強嫌いにならないご褒美とは? では、子供を勉強嫌いにしないためには、ご褒美で釣る場合、どのような工夫をすればいいのでしょうか? その答えは、ご褒美を、報酬型ではなく、賞金型にするということです。 報酬型のご褒美とは、「1時間勉強したら、○○をあげる!」、「問題を10問やったら、○○をあげる!」といった、労働の賃金のような形で与えるものです。 この場合は、明確な外発的動機づけとなっているので、自分の意思で勉強をやろうと思う内発的動機づけを摘み取って、勉強嫌いの心を植え付けてしまいます。 賞金型のご褒美の動機づけの効果! これに対し、賞金型のご褒美とは、「模擬テストでA判定を取ったら、○○を買ってあげる!」、「次の定期テストで10番以内に入ったら、○○を買ってあげる!」といった、スポーツの試合で優勝した続きをみる
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今日のブログ【テーマの要点】 「遂行目標」と「熟達目標」の脳への効果受験目標は「遂行目標」と「熟達目標」に分かれ、合否に大きな格差がある。「遂行目標」は受験ストレスを引き起こし合格率を下げる危険性がある。「熟達目標」は自己成長を目的としており、受験ストレスを軽減し、モチベーションを維持する効果がある。親自身が「熟達目標」を重視することで受験生のメンタルにポジティブな影響を与え、合格率が上がる。 受験生にとって、4月は新しい学年が始まり、成績アップにおいても非常に重要な時期です。 この時期には、新しい学年や新しい環境に適応するために脳が刺激を受け、その影響で勉強への意欲が高まりやすい傾向があります。 ただし、このやる気は、地に足がついた安定したものではなく、浮ついたやる気となりやすいのです。そのしっぺ返しが、5月に五月病や受験うつとして生じる危険があります。 また、そこまでいかなくても、浮ついた意欲は一過性のものとして消え去りやすく、実際、4月のやる気が長持ちしない受験生が多数派です。 そうならないように、受験勉強に対してメンタル医学に基づいた目標を立てることが重要です。メンタル医学の観点で言えば、目標設定には、「遂行目標」と「熟達目標」という2つのタイプがあります。 「遂行目標」にこだわると、勉強の意欲が長持ちせず、さらにメンタルに悪影響を与える危険性があることが解明されています。 一方、「熟達目標」を念頭に置いて勉強すると、脳がストレスに強くなり、合格率が上がります。 では、具体的には「遂行目標」と「熟達目標」はどのようなもので、目標を立てるときに、どのようなことに注意したら良いのでしょうか? また、これについて、受験生の親は、どのようなことに気を配ればよいのでしょうか?受験生の専門に診療している心療内科医の経験と専門知識をもとに、本日、解説文をホームページに掲載いたしました。続きをみる
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受験の心療内科 受験生への親の励ましは脳に危険脳医学的に正しい声のかけ方 「頑張れ!」と親に言われて「受験うつ」を発症! 受験に成功した方の合格体験記を読むと、よく目にするのがこういう記事・・・。 「親から、ことあるたびに、頑張れ!お前ならできる!」といった励ましの言葉をかけてもらった・・・。そうしたら、それで自信と勇気が湧いてきて、おかげで本当に合格することができました・・・」 こういう話がよく出てきます。これって、とても心温まる話ですよね。 それで、うちの子どもにも合格の手助けをしてあげようということで、同じように「頑張れ!お前ならできる!」という言葉を連呼する親御様が多くいらっしゃいます。 これに対し、私は受験生を専門に診療している心療内科の医者として、声を大にして言いたいです。こうした励ましの言葉というのは、受験生の脳と心に、とても危険な副作用を持っているということです。 確かに、一部の受験生のメンタルには、大きなプラスの心理的効果を発揮するのは事実です。 ただし、その一方で、それによって精神的なストレスが高まり、逆にメンタルを崩壊させてしまう受験生も大勢いるのです。中には、こうした親御様による励ましの声かけがきっかけになって、「受験うつ」を発症してしまう受験生も少なくありません 。 親の励ましがプラスになる脳とマイナスになる脳の違いとは? では、こうした親の励ましの言葉がプラスに作用するお子さんの脳と、マイナスに作用してしまうお子さんの脳では、いったい、何が違うのでしょうか。 これには様々な要素が関与していますが、最も大きいのは、脳の中で原始的な感情を作り出す扁桃体の働きにかかっているということです。 扁桃体は、嬉しいといったポジティブな感情を生み出す原動力にもなりますが、どちらかと言うと、不安感や不満といったネガティブな感情を生み出す作用の方が上回っています。 これは、良い状況の時に喜ぶことよりも、悪い状況になった時に対策を取ったり警戒したりすることの方が、生命を維持するのに重要だったからです。 さらに、メンタルがデリケートな今の若い世代の受験生は、扁桃体がネガティブな感情を作り出す作用が、親の世代より上回っているという特徴があります。 扁桃体がポジティブな感情を生み出している時は、親が励ましの言葉を与えると、脳はそれを真正面から受け止め、自信と勇気を深めます。 そのため、受験に対して、よりポジティブに取り組むことができるわけです。 簡単に言うと、脳がもともと頑張ろうという性質を持っているときに、頑張れという言葉がそれを拡大してくれるということです。 合格体験記で親に励まされたおかげで合格出来たという受験生の脳は、まさしくこういう状態にあったわけです。 一方で、脳の扁桃体がネガティブな感情を生み出しやすい状態になっている場合に、親が「頑張れ!お前ならできる」と声をかけると、子供の脳は「頑張ろうと思っても頑張れないのだから、僕はできない人間なんだ」と悲観的に感じ取ってしまいます。 それによってネガティブな感情をより深めてしまうわけです。 さらに「受験うつ」の一歩手前の状態に陥っている場合は、扁桃体がネガティブな感情を生み出す作用を病的なレベルに高めています。 そんな時に、こういった励ましの言葉をかけると、「受験うつ」の発症を引き起こす最後の引き金になってしまうのです。 扁桃体の見極めは受験生の目元をチェック! では、受験生の脳の扁桃体が、親が励ますことでプラスになる状態なのか? それとも、親が励ますことでマイナスになる状態なのか? どうすれば見分けることができるのでしょうか。 ポイントとなるのは、受験生の目元です。 親御様に行っていただきたいのは、まず試しに、軽く受験生を励ます事です。 何気なく「頑張ってね。お前なら出来るんじゃないかな」と声をかけてあげてください。 守っていただきたいのは、そのとき、ごくごく軽い雰囲続きをみる
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吉田たかよしのその他出演作
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かまいたちの机上の空論城(2020年)出演
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潜在能力テスト(2017年)ゲスト知識や学歴は一切不問のテスト番組。集中力や人気者力、動体視力など自身が持つ秘められた潜在能力をチェックできるテストで、有名人たちがバトルを繰り広げる。司会は若林正恭(オードリー)が、進行は小室瑛莉子アナウンサーが務める。
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全力!脱力タイムズ(2015年)出演世界各地の最新ニュースや日本で論点となっている問題を、有識者たちが独自の視点から真面目に解説。思わず脱力してしまうような切り口で解説する新感覚ニュースバラエティー。メインキャスターのアリタ哲平(有田哲平)が、バカバカしいことを淡々と真面目に進行していくシュールな世界観が見どころ。
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特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル(2012年)出演