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    今月1日未明、中国広東省梅州の高速道路の路面が18メートルに渡り崩れ落ちた事故で、これまでに24名の死亡が報じられてい…

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    米中関係の悪化による影響は留学生数にも大きく反映されています。中国メディア・参考消息(4月29日)は、現在中国に留学す…

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  • 中国最高学府 人工知能研究の専門学部を創設

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  • 11歳女児への性暴力事件 男に殺人罪と同等の厳しい判決

    「魂の殺人」とも言われる性暴力は、被害者のその後の人生に大きな暗い影を落とし、その精神的なダメージに一生苦しむ人も少な…

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  • 上野千鶴子さん 中国作家との対談が大きな反響

    中国では女性の社会進出が進み、男女平等について議論される機会も多くなっています。そんな中国で大きな反響を呼んでいるのが…

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  • タイで妻が謎の失踪 中国大ヒットサスペンス映画は実話だった!?

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  • 親の扶養は強制的義務 ネットからは不満の声

    民法877条1項は「直系血族および兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定めています。子供が親を扶養する義務が法律…

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中国の高速道路で道路陥落 施工中から事故多発か
2024/05/02 00:44アメブロ
今月1日未明、中国広東省梅州の高速道路の路面が18メートルに渡り崩れ落ちた事故で、これまでに24名の死亡が報じられています。複数の中国メディアは、道路の下が空洞化していた可能性を報じています。







中国メディア・第一財経(5月1日)は今回事故が発生した高速道路について、道路を建設中だった当時に同様の事故が発生していたと報じています。今回事故が発生した高速道路は2010年1月11日に建設が開始され、2014年12月31日に運営が始まりました。

建設費は約56億元(1012億円)で、道路のほとんどが地形が複雑な山間地帯で建設難度が非常に高く、道路全体の51%が橋とトンネルで占められていました。施工中には何度も落盤や土砂崩れ、漏水が発生していたとしています。

今回の事故について、道路開通からわずか10年で発生したこともあり、中国のネット上では「設計、工事、管理、全ての工程を厳しく調査するべき」「完成から10年でこんな事故が。施工にミスがあったとすれば人災だ」「建築の確認や許可をした行政の責任問題だ」などの声が寄せられています。施工中から幾度も発生していたという同様の事故。人災であったのか、今後詳しい調査が行われることになるでしょう。
中国に留学するアメリカ人はわずか700人 焦る中国政府
2024/04/30 13:51アメブロ

米中関係の悪化による影響は留学生数にも大きく反映されています。中国メディア・参考消息(4月29日)は、現在中国に留学するアメリカ人学生の学生数がわずか700名となっていることを報じました。




2000年に入り、中国の経済成長が加速すると、アメリカから中国への留学生は激増し、2012年には過去最高となる2.5万人のアメリカ人留学生が中国で学んでいました。ところが、この数年は米中関係の悪化やコロナの影響から、アメリカ人留学生の数は徐々に減少。現在はわずか700人程度となってしまったのです。


表向きにはアメリカとの対決姿勢を鮮明にする中国ですが、実際は関係改善を望んでおり、アメリカ人留学生を多く中国に留学生させ、知中派を育てていきたい狙いもあります。中国政府は昨年11月、今後5年間でアメリカ人学生5万人を中国に招待し、留学や学術交流を積極的に行ってほしいと、学費のみならず生活費など多岐に渡る多額の奨学金を支給していくことを発表していました。


現在、アメリカには30万人の中国人留学生が滞在しています。経済的支援を表明してもアメリカ人留学生が全く増えない中国。こうした原因がどこにあるのか、まずはよく考える必要があるのではないでしょうか。

中国でも深刻なイジメ問題 警察が8人の中学生を拘留
2024/04/30 01:04アメブロ

日本では2022年に自殺した小中高生は514人と統計開始以降、過去最多となりました。子供たちが自殺する原因として学業不振が最も多いと指摘されていますが、子供は学校でのいじめを周囲に伝えることで報復されたり、更なる事態の悪化を招く可能性があり、恐怖心からSOSを出すのが非常に困難です。こうしたことから、いじめが原因であっても学業不振ということで処理されている可能性が高いのです。


中国でも学校内でのイジメ問題は非常に深刻です。こうした状況を打開すべく、中国ではイジメを犯罪行為として認識し、警察力の介入による解決が図られることが増えてきました。





中国メディア・広西チワン族自治区南寧市(4月29日)は、市内の中学校で壮絶なイジメが発生していたことを報じています。中国のネット上に今月投稿されたのは、市内の公園で撮影されたイジメ動画でした。この動画には、女子中学生が複数の同級生から殴る蹴るの暴行を加えられ、無理矢理服を脱がされたりと集団暴行する様子が収められていました。


こうした事態を受け、南寧市公安局は公式声明を発表し、女子中学生への暴行に関与した同じ学校に通う男女8人を拘留したことを明らかにしています。公安局は重大な傷害罪で刑事事件案件として現在、取調べを行っています。


「イジメ」、「パワハラ」、「体罰」という言葉を使用した場合、本来であれば犯罪行為として処罰の対象となる行為が柔らかく伝わってしまうことがあります。今回、中国の公安局はイジメという言葉を使用せず「犯罪行為」であると明確に説明しています。イジメ問題が発覚しても、学校や教育委員会が隠蔽したり、イジメ自体の存在を揉み消すなどのニュースも日本では伝えられています。児童の命を救うために、こうした警察力の積極的な介入も議論されてはいいのではないでしょうか。

浴衣を着ていた若者に批判殺到 歴史問題が背景に?
2024/04/28 18:19アメブロ
中国ではこの数年、着物や浴衣を着用した若者が次々に周囲の人々から咎められたり時には警察に連行されるう事件が多発しています。これは、現在中国が「国民感情を害する言論や服装を禁止する」という法改正を進めていることが影響しています。

中国メディア・中華網(4月28日)は今月、重慶市内の人気観光地「南浜路」で浴衣姿で踊っていた若い女性2人が周囲の人々に囲まれ、罵声を浴びせられる事件が発生したと報じています。



事件当時、浴衣を着た女性2人と友人と思われる男性1人は周囲の人々に「お前たちは中国人なのになぜ着物なんて着ているんだ!」と罵声を浴びせられ、SNSに投稿された動画では突き飛ばされる光景も確認できます。重慶は日中戦争時代、日本軍による無差別爆撃が行われた地域で1万人以上の市民が犠牲になった場所でもあります。こうした背景から、周囲の人々は日本の象徴である浴衣を着ていたことに怒りを爆発させたとみられていいます。今回の事態を受け、現地の警察の出動し事態の沈静化が図られました。

中国メディアは、過去の歴史は尊重されるべきであり、国民感情を刺激する行為は行うべきではないと若者たちの行為を厳しく非難しています。しかし、重慶市では2016年に広島市との友好都市締結30周年記念のイベントとして、浴衣祭りを開催しています。

着物や浴衣の起源は平安時代にまで遡り、浴衣や着物が日本軍国主義の象徴であるとする中国国内の世論は矛盾することになります。海外の文化に親しみこれからの社会を担う若者を、メディアや年長者がこうした形で批判することはあってはなりません。
中国最高学府 人工知能研究の専門学部を創設
2024/04/28 00:19アメブロ
中国北京市で開催されている北京モーターショーでトヨタ自動車は、人工知能AIの分野で中国インターネット大手の騰訊控股(テンセント)と提携していくことを発表しました。中国は人工知能研究を今後、国家発展の重要な柱とする動きを見せており、こうした流れは中国の最高学府にも及んでいます。



中国国営メディア・人民日報(4月27日)は、中国トップ大学・清華大学で人工知能を専門とする研究学部が創設されることが発表されたと報じています。今回、同大学の人工知能学部の学部長に抜擢されたのは、中国科学院の院子であり、物理学・数学の権威として知られる姚期智氏(ヤオ・チーチー)です。

清華大学は今回、人工知能の専門学部を創設した背景に、人工知能の専門人材を世界トップレベルの水準にまで育て人工知能技術を国家戦略の布石として、世界を牽引していくと発表しています。

中国の北京や深センなどの都市部の小学校・中学校・高校でも一部ですでにAI技術を学ぶ授業が導入されており、子供たちが生成AIや音声認識、IoTを学習する姿が報じられてきました。これまで電気自動車など新たな産業分野で日本や欧米を驚かせる技術力を見せてきた中国。人工知能という分野で世界一の座を狙っていることは間違いないでしょう。





まもなく大型連休の中国 日本での爆買いブームが復活か
2024/04/26 23:14アメブロ
歴史的な円安の影響もあり、訪日外国人の規模はコロナ禍以前の水準にまで回復し、街中でも多くの外国人旅行者を見かけるようになりました。中国では5月1日〜5月5日の日程で連休となり、その人気旅行地に注目が集まっています。



中国メディア・時代週報(4月26日)は、中国最大手の旅行会社・携程旅行(Ctrip)が連休中の中国人の人気旅行地として、日本が急上昇していることを発表したことを報じています。

実際に日本旅行を計画しているという中国のネットユーザーからは、「九州や福岡へ旅行する予定だ。ホテルの費用は決して安いとは言えないが円安の影響で買い物など旅行全体の費用はかなり安くなる。エルメスの男性靴は中国だと8300元(約16万6000円)するが、日本だと6000元(約12万円)で購入出来る」とメディアに答えています。

すでに日本国内の高級ブランドショップには、多くの中国人観光客の姿も見受けられ、かつて銀座などで見られた「ブランド爆買い」が始まっている印象を受けます。中国メディアも、「円安の影響により中国国内で高級品を買うより、日本で買えば消費税免税の効果もあり20%以上安く購入出来る」と指摘しており、多くの中国人が日本への旅行を計画していることが分かります。
11歳女児への性暴力事件 男に殺人罪と同等の厳しい判決
2024/04/25 15:01アメブロ

「魂の殺人」とも言われる性暴力は、被害者のその後の人生に大きな暗い影を落とし、その精神的なダメージに一生苦しむ人も少なくありません。また、こうした性犯罪の加害者に対する刑罰があまりに軽いことも指摘されてきました。


中国は世界的に見ても、違法薬物の販売や性犯罪について特に厳しい刑期が言い渡されることが特徴で、今回上海市では11歳の女児に性的暴行を加えた男の裁判が行われ、殺人事件と同等の厳しい判決が下されています。



中国メディア・環球時報(4月24日)は、上海市内の裁判所で行われた未成年者への強姦・わいせつの罪に問われた男の裁判について報じています。被告の男は、当時交際相手の女性の娘で11歳だった少女に対し、性的暴行を加えその犯行の様子を撮影する事件を起こしていました。

上海の裁判所は男の犯行が極めて卑劣だとして男に対し、懲役16年の有罪判決を下しました。殺人罪と同等の極めて厳しい判決となり、ネット上では裁判所の判決を支持する声が多く寄せられています。さらに、裁判所は被害者の女児に対し、メンタルケアに掛かる費用を行政が負担することも命じる初のケースとなりました。

上野千鶴子さん 中国作家との対談が大きな反響
2024/04/24 21:37アメブロ

中国では女性の社会進出が進み、男女平等について議論される機会も多くなっています。そんな中国で大きな反響を呼んでいるのが女性学研究の第一人者である上野千鶴子さんです。中国でも中国語に翻訳された上野さんの書籍は非常に好評で、130万冊以上売れていることが伝えられています。今回、上野さんが中国の女流作家・洪晃氏とオンライン対談した内容が中国でも大きな話題となっています。




中国メディア・網易(4月24日)は、23日に上野さんと洪晃がオンライン対談した模様を報じ、中国でも社会問題となっている「結納金」に関する話題が大きな反響を呼んでいると伝えています。これまでもお伝えしてきたように、中国では結婚の際に新郎側から新婦の両親に送られる結納金が高額化しており、年収の数倍相当の結納金が要求されることも珍しくなく、若者の結婚の大きな障壁となってきました。上野さんは今回の対談で、結納金の存在が男性側に経済的なプレッシャーを与え、女性を「モノ」と扱う象徴になっていることを指摘しています。

中国のネット上では上野さんの主張に多くの賛同の声が寄せられ、「少子化の原因となっているのがこの結納金だ。よくぞ言ってくれた」「若者が結婚したくても女性側の親から多額の結納金を要求され結婚が破談となるのが中国だ」「若者の結婚を結納金が邪魔して結婚率が下がって少子化が進む。この負のスパイラルを断ち切らないといけない」などのコメントが見受けられます。

中国で結婚と言えば伝統的に「持ち家・マイカー・貯蓄(結納金)」が条件とされることが多く、SNSを見ていても実際にこうした条件を新婦の両親から突きつけられ結婚破談となった人が多くいることが分かります。今回の対談が若者を中心にこれだけ大きな反響があったという事実を中国の親世代は受け止めるべきではないでしょうか。

タイで妻が謎の失踪 中国大ヒットサスペンス映画は実話だった!?
2024/04/24 00:44アメブロ
中国で昨年大ヒットした映画作品「消えた彼女」(中国語タイトル:消失的她)は、公開3ヶ月で700億円以上の興行収入を記録しました。映画の内容は、若い中国人夫婦がタイを旅行中、妻が突然謎の失踪を遂げ夫が必死に妻の行方を探します。ところが、妻は死体となって発見されるというものです。実際は、夫が妻の生命保険金目当てで妻を殺害していたのです。

実はこの映画、実際に発生した事件を元に製作されており、映画では亡くなった女性ですが、モデルとなった実際の女性は、奇跡的に生存しておりその後の女性の様子について中国メディア・光明網(4月22日)が報じています。





事件があった2019年6月9日、夫と共にタイを旅行していた王暖暖さんは当時妊娠中で、この日は人気のタイの観光地・パーテム国立公園を観光していました。夫は高さ34メートルの崖から妊娠中の妻を突き落とし、女性は重体で全身を複雑骨折、さらに流産もしてしまいました。

後に現地当局に逮捕された夫は、ギャンブルによる多額の借金があり、返済のため妻に保険金を掛け殺害する計画を思いついたと裁判で語っています。夫には懲役33年の刑期が言い渡され、女性はタイでの治療が成功し、すでに中国に帰国しています。



中国メディアは今回、殺人未遂の被害にあった女性が事件現場となったタイの国立公園を訪れ、当時救出活動をした公園スタッフに感謝を伝えたことを報じました。今回の事件がきっかけで現在、人気タレントとして活動している女性。まさに崖っぷちから奇跡の復活です。

親の扶養は強制的義務 ネットからは不満の声
2024/04/22 20:17アメブロ

民法877条1項は「直系血族および兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定めています。子供が親を扶養する義務が法律で明記されている訳ですが、日本は社会保障制度が整備されているので、あくまで子供の可能な範囲での扶養義務ということになっています。一方、中国でも同様に子供が親を扶養する義務が法律で定められていますが、日本とは異なり強制的な義務という意味合いがかなり強いことが特徴です。


中国メディア・光明網(4月21日)は、親の扶養義務を果たさない子供2人について現地検察が起訴していたことを報じています。上海市内に暮らす80代の女性は、夫に先立たれ経済的に困窮していたため、日本の生活保護に相当する「低保」の申請を行っていました。申請にあたり、行政は女性の子供2人に対し扶養が可能か確認したところ、子供はいずれも母親の扶養を拒否し、収入証明などの提出も拒否したのです。




こうした状況について、行政からの報告を受けた検察局は子供2人に対し、収入証明の提出と扶養義務を果たすよう起訴することを決定したのです。子供たちは経済的理由から母親の扶養を拒否する構えをみせていましたが、結果的に可能な範囲で母親への生活費を支払っていくことが決まったのです。


中国のネットユーザーからは、「親から虐待を受けていた子供であっても強制的に毒親の扶養をしなくてはならないのか」「兄弟のいない子供の場合、1人の子供が両親と4人の祖父母を扶養していくことになる。行政や政治の責任は?」などの意見が寄せられています。


中国では一人っ子政策や晩婚化により急激に高齢化社会の波が押し寄せており、社会保障費が国家財政を圧迫しています。政府として、高齢者の介護について基本的に家族が責任を持ち、行政としては訪問ヘルパーの派遣を主軸とする制度となっています。親の扶養を強制とし、若者への負担を強いるこうした問題は今後、中国でも大きな社会問題となっていくのではないでしょうか。

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